かまぼこやちくわ、さつま揚げのような練り製品には、ほぼ食品添加物が使われていると思っていいと思います。
だから、新潟の伏見蒲鉾さんの「いか入 紅しょうが揚」にはびっくり!
食品添加物ゼロ、しかも食材は国産のオンパレードです。
ふだん積極的に練り製品を手にしないわたしも、これならいいなと思います。
さっそく読んでいきましょう。
「いか入 紅しょうが揚」の表示
【名称】
魚肉ねり製品
【原材料名】
魚肉(たら(国産))、キャベツ(国産)、いか(国産)、でん粉(小麦、馬鈴薯(国産))、紅しょうが(しょうが(国産)、赤梅酢、食塩)、こめ油、みりん、砂糖、食塩、卵白(卵を含む、国産)
※生活クラブ生協の一品のため、公式サイトに同じ商品はありません
【その他の記載】
・GM混入防止管理法
・GM対策情報
遺伝子組み換え(GM)対策:でん粉の馬鈴薯は国産。みりんで使用しているとうもろこしは遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別。
食品添加物ゼロで、国産の食材たっぷり
ご覧のとおり、これだけたくさんの食材が使われているにも関わらず、食品添加物はゼロです。
しかも、魚や野菜は国産の食材が多いですね。
これはうれしいです。
それに対して、調味料には「国産」と表示のあるものがありません。
でん粉に使われている小麦も同じく。
これは、READ FOOD的には、ほぼ外国産と読みます。
といいますか、外国産と読みます。
ただ、パッケージに「生活クラブの真塩と素精糖、紅しょうがを使用しています。」とわざわざ表示されているくらいなので、おかしな素材は使っていないと想像します。
遺伝子組み換え(GM)対策について表示されている
パッケージに、青文字で次のように表示されています。
遺伝子組み換え(GM)対策:でん粉の馬鈴薯は国産。みりんで使用しているとうもろこしは遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別。
伏見蒲鉾さんがなぜわざわざ上記を表示するのか、ということについては、以下の記事を参考にどうぞ。
タイシ 北の大豆 絹(絹ごし豆腐)|遺伝子組み換えかどうか
この記事に、2023年4月1日から、遺伝子組換え表示制度が変更になったと書きました。
それによると、遺伝子組換え食品の割合がゼロではなく、5%未満の場合、「遺伝子組み換え(GM)対策」について表示していいよというルールでしたね。
表示してもしなくてもどちらでもいい。
任意です。
だとしたら、遺伝子組み換え対策はしているよ!とアピールしたほうがプラスですよね。
「みりんで使用しているとうもろこしは遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別」という表示があるのは、そのためです。
遺伝子組み換えの割合が、1%なのか、4.9%なのかわからないところが残念ですが、ゼロではないと知ることはできます。
【まとめ】国産の食材をたくさん使っている
「いか入 紅しょうが揚」は、カンペキとは言えません。
ですが、市販の同じような商品と比べたら、
・「国産」の表示が多い
・遺伝子組み換え(GM)対策について表示がある
という点で、かなりがんばって作られている食べ物なので、星5つにしました。