井村屋のあずきバー。
いわずと知れた超ロングセラー。
原材料を見るだけで、井村屋さんのことは何も知らなくても、「あぁ、この会社ってまじめなんだなぁ」と思わせてくれる内容です。
正直、「井村屋といえばあずきバー」という固定観念が強すぎて、他の商品が浮かばないくらいです。
それでは、「井村屋 あずきバー」の原材料を読んでいきましょう。
「井村屋 あずきバー」の表示
【種類別】
氷菓
【原材料名】
砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、食塩
参照:公式サイト
食品添加物はゼロ!
「井村屋 あずきバー」は、食品添加物ゼロです。拍手!
市販の食べ物で食品添加物ゼロって、驚くほどありません。その点で、こちら、希少な食べ物です。
ただ、食品添加物は無添加ですが、残念な点もあります。
原産国はどこ?
日本で生産された食材を使用する場合、「国産」と表示されます。
日本人は「国産」の食べ物が好きです。
それを理解しているからこそ、メーカーは国産の食材を使う場合、必ずといっていいほど「国産」と表記します。
国産表記は、商品と会社のイメージアップにつながるから。
「井村屋 あずきバー」の場合、「砂糖(国内製造)」とありますが、これは「国産の砂糖」という意味ではありません。
両者は、まったく別ものです。
「国内製造」という言葉は、一種のまやかしキーワード。
「国内製造」と「国産」の違い
「砂糖(国内製造)」は、どこかの国で生産された砂糖を日本に持って来て加工したという意味です。
どこかの国ってどこ?と疑問が生まれますが、国名がないのでわかりません。
これは井村屋さんに限ったことではなく、外国の食材を使用している場合、たいていの商品に国名はありません。
でも、商品にもよります。
コーヒーは表示されていますね、ブラジルとか、コロンビアとか。
話を戻します。
「砂糖(国内製造)」は、「日本で生産された砂糖じゃありません」と堂々とうたっているとも言えるわけです。
「国内製造」も「国産」もない食材は?
あずきバーの場合、「小豆、水あめ、食塩」の3つに何のカッコ書きもありませんよね。
これは、外国産の食材という意味です。
ただし、井村屋さんの場合、北海道に小豆の契約農家があるんですね。
次のような一文を見つけました。
井村屋では北海道産あずきをはじめ、厳選された良質のあずきを使用しています。 参照:公式サイト
「北海道産あずきをはじめ」とあるので、すべてが北海道産ではない、というわけですね。
「小豆(国産)」ではなく「小豆」という表示なので、国産だけではなく外国産のものも使用しています。
【まとめ】食品添加物を食べたくない人におすすめ
「井村屋 あずきバー」を読みました。
とにかく食品添加物を食べたくない!という人におすすめのアイスです。
当サイト「READ FOOD」ではカロリーについてはほぼスルーします。
が、井村屋 あずきバーに関しては、乳脂肪がないためヘルシーという点もおすすめポイントです。
猛暑日の強い味方の紹介でした。