無印良品オーガニックコーヒー(粉)を、お家カフェ用にいつもまとめて公式サイトで購入します。
もともと一人でカフェへふらりと寄るのが大好きだったのですが、長く続いたステイ・ホームのせいで?おかげで?すっかりお家カフェ派に。
コーヒーは、1日2杯か3杯飲むので、有機コーヒー豆を使っていながらもリーズナブルな無印良品は助かります。
原材料はコーヒー豆だけ
無印良品のオーガニックコーヒーには、全部で次の4種類があります。
・オリジナルブレンド(200g、400g)
・ダーク(200g)
・ラテ用ブレンド(200g)
・カフェインレス(200g、400g)
いろいろな味を楽しみたいので、4種類とも購入してます。
豆、粉、ドリップとタイプもそろっているので、お好みで。
無印さんに限らず、市販のコーヒー(豆、粉)の原材料は、コーヒー豆オンリーです。
甘ーい香りが漂うフレーバーコーヒー(例:ナッツ、キャラメル、バニラ、チョコレートなど)と呼ばれるものには、香料も入っています。
無印良品オーガニックコーヒーを読む
ただでさえ、市販されているオーガニックコーヒーは少ないです。
だから、大量生産するメーカーの「オーガニック」って、
ホントかな?
どこまで信じていいのかな?
という不安が生じがち‥‥。
無印良品オーガニックコーヒーの2つの条件
ですが、オーガニックコーヒーを販売しているところは、自社のWebサイトに解説・ストーリー・開発秘話などを掲載していることがほとんどなので、チェックしてみるといいですよ。
▼無印良品にも少しだけ解説がありました。
無印良品のオーガニックコーヒー。
手のひらにコーヒー豆を乗せた画像も、無印さんの公式サイトからお借りしたものです。
上記公式サイトによると、無印良品では、次の2つの条件を満たしたオーガニックコーヒーを取り扱っています。
・過去3年以上殺虫剤や除草剤、化学肥料などを使用していない土壌で栽培していること
・豆の焙煎をはじめ加工段階においても添加物、加工補助剤などを使用していないこと
これらの文章を読むだけでも、コーヒー豆・コーヒー生産を知る重要な扉になりますね。
一般的なコーヒー豆は、殺虫剤・除草剤・化学肥料・添加物・加工補助剤を「ふつうに」使って生産されているんだなぁ‥‥というヒントが得られます。
有機JAS認証マークもしっかり表示あり
オーガニックコーヒー、有機コーヒーには、パッケージのどこかに必ず認証ロゴマークがあるので、チェックをお忘れなく。
無印良品オーガニックコーヒーパッケージの裏面に「JAS ビューローベリタス MPJP1090」のロゴマークがしっかり表示されています。
・有機JASなどの認証機関
・1828年設立
・本社はフランス
・世界各地域に1400以上の事務所・試験所を持つ
コーヒーで見える社会問題・健康への不安
幸せをもたらしてくれるコーヒー。
たった一杯で、気持ちがふわりとほどけ、頭のスイッチも切り替えてくれる人生に欠かせない飲み物。
ですが、悲しいことに、原材料名からは読むことのできない社会問題と健康への不安がぎっしり詰まっている食品でもあるのです。
前項の無印さんのヒントからも一部読み取ることはできますが、さらに見てみましょう。
フェアトレードで社会問題の解決を進める
コーヒー豆を生産している国や地域は途上国が大半です。そこでは、貧しさや人権問題などを抱えていることも少なくありません。
コーヒー豆の生産量が多い国は以下です。
ブラジル
ベトナム
コロンビア
インドネシア
エチオピア
ホンジュラス
これらの国や地域と、対等な取り引きをしましょうというのがフェアトレードです。
・途上国の生産者から産品を適正な価格で買い取ることで、貧困の解消・環境の改善・人権の保障を促すしくみ
・SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す
フェアトレード食品としては、コーヒー以外にもチョコレートを見かけますね。
食べ物の中で農薬使用量ナンバーワン
コーヒー好きとしてはたいへんショックなのですが、コーヒー豆は食べ物の中で最も農薬が使われる量が多いといわれています。
どこか国際的な機関が公表しているデータを探したかったのですが、たどり着けませんでした。見つかったら、ここに書きますね。
確かなデータはありませんが、「オーガニック・有機栽培・無農薬」にこだわったコーヒー豆を選びたいです。
【まとめ】コーヒー参考リンク3選
コーヒー豆ひとつとっても、調べれば調べるほど課題が出てきますが、この記事では初歩的な情報だけかいつまんで書きました。
無印良品オーガニックコーヒーは、どのテイストも万人ウケする飲みやすいものばかりなので、試しに飲んでみては?
【参考】
国際連合食糧農業機関
Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)
国際コーヒー協会
International Coffee Organization
残留農薬基準値検索システム
公益財団法人 日本食品化学研究振興財団